明日の呼吸を科学する

 

7/16.17名古屋で開催された日本呼吸療法医学会学術集会に参加してきました。

医師はもちろんの事、呼吸ケアに関わる看護師、理学療法士等2400名以上の参加者があったそうです。

 

最近の病院ではハイフローセラピーという鼻の管により高流量の酸素を流す酸素療法が始まり普及してきています。従来、鼻カニューレ(鼻の管)では、高流量の酸素を流すと鼻腔内が乾燥して、痛みが出る為、酸素投与量は6L/分以下の低流量で実施するのが常識で酸素濃度もそんなに上げられませんでした。

ハイフローセラピーは加温加湿した酸素を高流量(30L/分以上)で流し酸素濃度も設定した濃度で

投与でき100%迄上げることも可能です。その他にも利点があり、今はまだ病院だけの使用ですが条件が整えば将来的には自宅でも使用可能になりそうです。

 医学の進歩はめまぐるしいもので、慢性呼吸器疾患看護認定看護師として活動していくうえでも常に新しい情報にアンテナを張り学ぶ姿勢をもっていたいと思っています。

 

2日間難しい話も多く頭が痛くなりそうでしたが、

1日目の夜に飲んだビールと<世界のやまちゃん>で食べた手羽先がとにかくおいしかったです。 

手羽先が大好きな所長安藤でした。